ミネラル




ミネラルとは

 食品や生体に含まれる約30種類の元素の中で、たんぱく質、油脂、炭水化物など有機質の形になって存在するC,H,O,Nの4つを除き、Ca,Mg,P,K,Na,S,Cl,Fe,Cu,I,Co,Znなどを総称して、ミネラル、無機質などとよぶ。
食品中に含まれるこれらの含量は鉄(Fe)以外は微量であるが、微量でも重要な生理作用を司っており、骨の硬組織、筋肉・神経の収縮・興奮性などの機能、消化液の分泌、排尿作用などに関係している。
一般の食事からミネラル過剰となるのは、食塩によるナトリウムの過剰以外、通常はほとんどありません。
しかしミネラルは、適当な摂取量のゾーンの幅が狭く、ミネラル間のバランスが壊れやすいといわれています。
この為、サプリメント等で摂取する場合は上限に十分注意する必要があります。


種類と含まれる食品

一日の必要量

欠乏した時の障害

過剰摂取の障害

カルシウム
小魚類、牛乳・チーズ、ヨーグルトなど乳製品
成人男子600〜700mg
成人女子600mg
骨や歯が弱くなる。神経過敏になる。
容量上限2500mg
幻覚、脱力、食欲不振、腎又は尿路結石
マグネシュウム
貝類
魚・肉類
黄な粉
成人30〜320mg 筋肉のけいれん、しびれ、めまい、記憶障害、注意力散漫 許容上限摂取量700mg
傾眠、低血圧
鉄 Fe
肝臓、卵、糖みつ、きな粉、ゆば、煮干し、塩から、のり

成人男子10mg
成人女子10〜12mg
貧血・倦怠感 許容量上限40mg
ヘモクロマトーシス

(鉄の吸収過剰のためにヘモジデリンが肝臓や膵臓に蓄積されるものであり、古典的には肝硬変・皮膚の 色素沈着・糖尿病を三徴とする疾患である。)
ナトリウム
食塩、醤油等
Na600mg、
食塩で1.5g
食欲減退、
倦怠感、
精神不安。
3.9g以下
(食塩10g〜8g以下)
高血圧、腎臓病、胃ガン 等
カリウム
果物・野菜
魚・肉類
成人2000mg 筋肉低下、無気力症
麻痺状態
腎機能障害、不整脈
リン
食品に広く含まれる
卵黄、牛乳大豆・大豆製品、魚、肉
成人男子600〜700mg
成人女子600mg
カルシウムと同量の摂取が望ましい
歯や骨が弱くなる 許容上限摂取量4000mg
カルシウムの吸収を妨げる。
日本人は、過多傾向

牛の肝臓、肉、すじこ、魚類、豆類、穀類、緑黄色野菜
成人男子1.6〜1.8mg
成人女子1.4〜1.6mg
貧血
骨格の形成不良
上限量10mg
溶血性黄疸
臓器に障害
亜鉛 Zinc
魚介類、肉類、乳・乳製品、大豆、胡麻
成人男子10〜12mg
成人女子9〜12mg
成長・生殖機能の
抑制
皮膚・骨格異常
味覚障害
許容上限摂取量30mg
貧血、発熱、胃の不快感
ヨウ素
海藻類
成人150μg 成長障害、脱毛、皮膚障害 許容上限摂取量3mg
甲状腺腫
マンガン
豆類、野菜
成人4mg 生殖機能低下 上限量11mg
鉄欠乏性貧血、 傾眠、低血圧
セレン
いわし、まぐろ、牛肉、レバー、貝類、玄米ホウレン草、海草にんにく、トマト
成人35μg 成長障害
(ビタミンEの活性化や、視力回復、抗ガン・抗炎症作用が、注目されている)
上限量450μg
皮膚障害、脱毛、貧血、肝硬変

他にも、塩素、コバルト、モリブデンクロムパナジュウム、フッ素、イオウ、ニッケル、リチュウム、等があります。





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