糖 尿 病


糖尿病て、どんな病気?

   何らかの理由で、摂取する糖質に対してインシュリンが足りなくなって、血糖値が上昇する病気です。
血糖値の基準値は下の表のようになっています。


別々な日に2回検査して、2回とも糖尿病型の数値が出ると、初めて糖尿病と診断されます。

血糖値(mg/dl) 〜109 110〜125 126〜139 140〜199 200〜
空腹時 正常型 境界型(IFG) 糖尿病型
75gGTT2時間値 正常型 境界型(IFG) 糖尿病型
随時 糖尿病型

その数は年々増えており、厚生労働省の2002年の糖尿病実態調査のでは、血中の糖化ヘモグロビン濃度(hA1c)が6.1%以上で糖尿病が「強く疑われる人」は約740万人、ヘモグロビン濃度(hA1c)が5.6〜6.1%の予備軍に当たる「可能性が否定できない人」を含めると、成人の6.3人に1人に当たる約1620万人にのぼると発表されました。毎年数百万人の勢いで増加しており、最近では国民病とまで言われています。


糖尿病の原因は

因には下の表のように幾つかのタイプが有ります。

1型 自己免疫性

膵臓のβ細胞の破壊により、インスリンの絶対量が欠乏する。

特発性
2型 インシュリンの分泌が少なくなるもの
インシュリン抵抗性の上昇により、結果的に、インシュリンが足りなくなるもの。
特定の機序、
疾患によるもの
遺伝因子として遺伝子異常が同定されたもの
他の疾患、条件に伴うもの
妊娠糖尿病

妊娠に際してみられる糖尿病状態

この中で我々の年代で発症する場合は、殆どが2型です。

そもそもインシュリンとは、体内では、主に骨格筋・脂肪・肝臓で血液から糖を吸収を促し、エネルギーとして利用していますが、この時に使われるホルモンですい臓で作られています。

インシュリンの分泌が少なくなる原因はお酒や、タバコ、ストレスなどですい臓に何らかのダメージを与えている場合が多いようです。

インシュリン抵抗性の上昇とは、体内では、主に骨格筋・脂肪・肝臓で血液から糖を吸収を促し、エネルギーとして利用していますが、この時これらの組織でインスリンの効きが鈍くなって糖分をうまく取り込めない状態を言います。

その結果、糖分が血液中に余ってしまい、血糖を正常にするためにはより多くのインスリンが必要になります。

この状態すなわち「高インスリン血症」ではいずれ、高血圧、高脂血症、動脈硬化をもたらします。

またこの状態が長く続くと、すい臓が多量のインシュリンの製造によりダメージを受け、やがてインシュリンの分泌が低下します。

その結果ますます血糖値が上使用します。


会社の健康診断で 「疑いが有る」て 言われたけど、疑いだけだし、よく聞くような症状無いから、病院はそのうち暇を見て行けば良いよね?
上にも書いたように一回の検査では断定はできないだけで、結果の重大さには関係有りません。

確かに2型糖尿病の場合、血糖値が高くなってから自覚症状が出るまでは日数がかかります。

初期の、症状としては、疲れやすい、喉が渇く、トイレが近い、勃起不全、等です。

今、自覚症状が無ければ、何が何でも明日と言う必要はありませんが、やはり数週間以内には忘れずに受診しましょう。

逆に症状が出ている様ならかなり進行しているので一刻も早く病院へ行くべきです。
場合によっては、そのまま入院となります。



そのまま放置すると、どおなるの?
合併症と言う重大で回復が難しい症状が出ます。

糖尿病の合併症の多くは、主に血管が脆くなる事と、神経が麻痺する事で発生します。

血管の場合、目の毛細血管がやられると、糖尿病性網膜症となり、毎年かなりの失明者が出ています。

成人の失明の最大原因が糖尿病性網膜症だそうです。

腎臓の毛細血管がダメージを受けると、糖尿病性腎症となり、最後は腎透析になります(透析の原因の一位です)が、透析が必要になるほど悪化すると、5年程度で半数の方が亡くなると言うデーターも有るようです。

また、血管が脆くなることから、心筋梗塞、脳梗塞、の危険性が大幅に上昇します。

神経がダメージを受けた場合、各部の麻痺や、知覚の異常による痛みや、逆に痛みを感じない事から、怪我に気づかず、また、傷の治りも悪い為に、壊死による、足の切断などが、発生します。



予防や治療はどおしたら良いの?(繰り返しますが、ここでの方法は2型糖尿病限定です。)
緊急の対処療法としては、体内のインシュリンの量を増やします。

この場合、すい臓を励まして自分でインシュリンを出させるSU剤を使うか、外部から直接インシュリンを注射するかです。

今のところインシュリンを外部から血液に入れるには、注射以外の方法は無いようです。

また医者が其処までの緊急性が無いと判断すれば、食事療法の指導を受けます。

この指導も訓練のため1週間程度入院するものから、パンフレット一枚くれるだけの物まで、病院の考え方で様々です。

次に併せて運動療法が必要ですが、こちらはほとんどの病院が苦手な様で、あまり実用的なカリキュラムを組んでもらった話は聞いたことがありません。


  生活習慣病と運動 

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