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必ずお読みください   

肥満症の食事療法





肥満症は病気なんですか?

病気です。まず肥満の判定をします。
現在よく使われているのは次の式です


BMI=体重kg/(身長m)2=体重kg÷身長m÷身長m

これで、BMIが25を超えると肥満になります。

身長170cmの人の場合72.25kgを超えると肥満です。

肥満の人のうちで、それによる健康障害(高血圧、高脂血症、糖尿病)が有るか、又はCTやスクリーニング検査で、内臓脂肪が多い人を肥満症と呼んで区別しています。


肥満は生活習慣病の温床です。
初期の生活習慣病は、肥満を解消するだけで、直ってしまう事も多々有るほどです。

まず、内臓脂肪が多いと、インシュリン抵抗が増え糖尿病になります。
血液中の脂肪も増えて、高脂血症になります。

脂肪肝になれば、肝硬変や肝臓がんになる危険性が増えます。
血管や心臓にも脂肪が付いて、心筋梗塞や動脈硬化を起こします。

又、細くなった血管で大きな体の隅まで血液を送るため、高血圧になり易いです。
重い体を支えるため、膝などの関節に負担が大きくなります。



不規則な食生活は、肥満になりやすい。

○食事回数が減ると脂肪が蓄積されやすい
朝食は抜き、昼はザルそば一枚、夜はアルコールも手伝って食欲モりモリ、そのうえ夜食までとる。

こんな夕食・夜食にかたよりすぎたまとめ食いを繰り返していると、必ずといってよいほど太ってくる。

食事回数が減ると、逆に蓄積脂肪が増えるようにからだはつくられているのだ。
特に寝るまぎわにドカッと食べると、脂肪はより蓄積される。

イシスリンは、糖を細胞にとりこんで脂肪をつくるのに欠かせないホルモンだが食事回数が少なくなるほど、その分泌がさかんになるとい
う、実験データもある。
胃腸は不休でこれらの消化活動にあたるので、どうしても寝つきが悪く、熟睡できない。
そのあげく、翌朝は食欲不振。
こんな症状の現代病を"夜食症候群"と呼んでいる。
もちろん、肥満の大きな原因だ。

野生動物が肥満に悩んでいるという話は聞かない。
彼らは適量を回数多く食べ、運動をよくするからだ。

"重役太り"がもてた時{があったがいまは肥満は心血圧、糖尿病、心臓病など成人病の温床と警告されている。

○最近注目の週末過食症にもご用心
最近、問題になっているのが"週末過食症"。
平日はストレスがたまっていて食欲がない。
ところが、仕事から解放された週末になると、その反動で鯨飲馬食。
胃の不調を翌週にもち越し、太る結果にも。
悪循環だまじめ人間ほど"鯨"や"馬"に変身しやすいそうだ。


やせるための行動療法

○女性ほ5人にひとり、男性は7人にひとりが太りすぎ
日本人の場合、女性は5人にひとり、男性は7人にひとりが太りすぎといわれる。
脂肪組織に中性脂肪がたくさんたまり、標準体重以上になった状態が肥満。

スリムなからだをめざすには、摂取エネルギーと消費モネルギーの関係を「負」の状態に保つことができればよい。

そのためには、減食して摂取エネルギーを減らすか運動をして消費エネルギーを増やせばよいということになるが、現実には運動だけでやせるのはむずかしい。

○体重1sを徒歩で減らすには96q歩く必要がある
たとえば、いま人気のテニス。
これを1時間みっちりやったとすると、安静時より約300キロカロリー多くエネルギーを消費することになるがこの300キロカロリーはごはんにすると2杯分にしか相当しない。

また、体重を1s減らすためには6000キロカロリーを消費しなければならないが、これを徒歩でやろうとすると、飲まず食わずで、なんと96qも歩かなければならない。

運動だけでやせようとするのがいかにむずかしいか、これでおわかりいただけるだろう。

○行動療法は自らの食行動を見直すのが目的
そこで、肥満の治療として注目されているのが行動療法。
肥満者は特有の"摂食行動"をする。
たとえば、口いっぱいにふくむ、そしゃく回数が少ない。
いわば早食いなのだ。

そこで、自らの食習慣、を見直し、"まとも"な行動に改めさせようというのが行動療法のねらい。

太りすぎの人の減食療法

1.茶わんや皿は、こぶりのものを使う

2.食事の際、自分の適量をあらかじめ盛りつけてお
   残飯整理は決してしない。

3.ゆっくリ食べる食事中の自分の姿を鏡にうつしてみよう。
どんなにガツガツ食べているか気づくはず。鏡に笑われないように。

4.飲みこむ前に20回はかむ
こうすると、食べているという満足感が得られ、少ない量でも、時間をゆっくりかけられる。

5.一度に口に入れる食べ物は1種類
パンにバターをぬった上に、ハム、トマト、レタスなどをのせて、ガブッとやるのは禁物。
そして、食べ物は一種類ずつ片づけていき、ひと日ごとに品をかえるようなことはしない。

6.ひと口分残す習慣をつける
93歳まで生きたある政治家は「宴会の食事をつねにひと口残すのが私の健康法」といっていた。"腹八分目。のすすめである。

7.テレビをみたり、ラジオをきさながら食事をしない
食べることに集中しないと、食べた気がしなくなるもの。

8.食事場所を一定する
食べ物を書斎や寝室に持ちこまない。
どこでも食べられるとなると、つい食べてしまう。
特に夜食は肥満のもと。

9.食事時間を定める
胃の健康のためにも定時にとりたい。
その時間にとれない場合は、軽いものでも胃に入れておく。

10.食事を抜かない
ことに糖尿病の人には、かえってマイナス。
1食抜くと、次にどうしても食べすぎてしまう。
すると、肥満を加速する結果となる。

11.食べ物を目につきやすい場所に置かない
見えると、つい口にしたくなってしまう。

12.食べる誘惑に負けそうなときほ、食事と無関係の別のことをする
食事つきのパーティーなどには出ないようにするのも、ひとつのてといえる。

13.食べることにかわる新しい趣味をもつ
趣味に集中していると、食べることを忘れてくる。

14.運動をする
コンスタントに運動していれば、運動したときに空腹感が増すことはないはず。運動は食後2時間く一らい経過してからがよい。



ほかに、アルコール類は、カロリーが高いのでできるだけ飲まない、カロリーの少ないこんにゃくやおからを食べる。
糖分をできるだけ減らす、なども目標とする。

減量を始めると、1週間〜2週間くらいの問は、空腹感におそわれることが多い。
しかし、この時期を乗り越えれば、減食になれてくる。
それまでは、できるだけ安静を保つように。

減食と同時に運動を始めると、空腹感がいっそうつのって、減食療法は何ら効果をもたなくなってしまう。

○減量の目安は1か月に2〜3q
最後に、体重を定期的に測定、記録しておきたい。
滅量の目安は1か月に2〜3s。
不規則にたびたび測ると、目さましい効果は数値となってあらわれないためガッカリして、取り組みに熱が入らなくなる。

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