気道抵抗の上昇
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喫煙によって気道の壁が壊れて気道が細くなります。気道の壁はせん毛と言う髪の毛状の物で覆われており外から入ってきた異物が肺に入らないようにかき出していますが、タバコを吸っているとこの細胞が死んでしまい気道が狭くなり無同じ酸素を吸うのに非喫煙者に比べてより沢山のエネルギー(酸素)を使うようになってしまい、運動本来に使える分が減ってしまいます。
またせん毛がない為ウイルスや花粉などの異物が排出できず、風邪をひきやすくなります。
しかし、がっかりしなくても、このせん毛は回復が早く禁煙して3日位すると新しく生え始めてきます。
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肺胞への影響
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喫煙者の肺と非喫煙者の肺を比べた写真を見た事が有るでしょうか、非喫煙者の肺が綺麗なピンク色をしているのに対して喫煙者の肺はどす黒く汚れており普通の人には正視に堪えない感すらあります。
それも当然で毎日20本のタバコを吸うと1年間で牛乳ビン一本分のタールを肺に流し込んでいる事になるのです。
このタールを豚肉などに付けて顕微鏡で見ると、肉の表面が溶けているのが観察できるそうです。
人体の肺でもやがて肺の表面を構成する肺胞の壁の内部にある毛細血管の数が減少します。
そのため、肺胞と血液の間で行われる酸素と二酸化炭素の交換がうまくいかなくなります。
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一酸化炭素の影響
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血液中のヘモグロビンとの親和性は酸素の225倍
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肺胞で血液中の二酸化炭素と酸素の交換が行われますが、この時酸素を受け取るのが血中のヘモグロビンです。しかしこのヘモグロビンは一酸化炭素が有ると酸素より先にそちらと結びついてしまいます。
これを親和性が有ると言いますがその割合は酸素に対して225倍も強いのです。したがって一酸化炭素が有るうちは、酸素を運ぶ事ができません。
この為、暖房器具などが、室内で不完全燃焼を起こしたりすると、酸欠で死んでしまうのです。
この一酸化炭素は一度ヘモグロビンと結びつくと72時間位離れません、ですからタバコによって日常的に一酸化炭素を吸っている喫煙者の血液はそれだけ酸素を運べるヘモグロビンの残りが少なくなっているのです。
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筋肉中のミオグロビンとの親和性は酸素の200倍
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運動するエネルギーを作る為に血中の残り少ないヘモグロビンによりなんとか体じゅうの筋肉に運ばれた酸素ですが、一酸化炭素の悪行はここでも続きます。
実際に筋肉の細胞でエネルギーを作る為に筋肉内のミオグロビンという、鉄を含んだ蛋白質に酸素を渡さなくてはいけませんが、ここでもミオグロビンの親和性が一酸化炭素は200倍も有るので、先に結びついてしまっていて、せっかく届いた酸素も有効に使われません。
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| まとめ |
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最近テレビなどで、酸素の脂肪燃焼効果がよく取り上げられています。
つまり効率よく脂肪をエネルギーに変えてダイエットや生活習慣病の予防をするには、酸素の働きが重要でその為に、鉄を含んだ食材や、コエンザイムQ−10、α−リボ酸など様々なサプリメントが紹介されていますが、喫煙者の場合、禁煙による効果はどんなサプリの効果も軽々と凌駕します。
アメリカでの研究では、運動に縁がない喫煙者が有酸素運動を始めるに当たって、禁煙を同時に行なうグループと喫煙を続けるグループに分けたところ、3ヵ月後の最大酸素摂取量が、喫煙者の改善量を59とした時に、禁煙をしたグループは186になったと言う話です。
一方運動なしで禁煙した場合はこの様な大きな差は見られなかったそうです。この結果から運動する場合その効果を期待するなら禁煙がいかに効果的かがわかります。
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