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2005年12月14日

ウコン(ターメリック)

ウコン(ターメリック)



ウコンはショウガ科の多年草で、一般に高温多湿を好み、南アジアを中心に、アジア、アフリカ、中南米の各大陸の熱帯から亜熱帯にかけて広く自生しています。
一般的には、カレーの香辛料として使われているターメリックという名称で親しまれています。


ウコンの歴史としては、胃を丈夫にする生薬(漢方薬)として古くから愛用されてきました。
また、ウコンは根茎の部分を煎じて飲用する以外にも、布を黄色く染める染料としてもウコンは有名です。
ウコンの故郷であるといわれている東インド地方では、紀元前970年頃には、ウコンの栽培が始まっていたと言われています。

日本においては、江戸期以前は中国大陸からの貴重な渡来品として珍重されていました。
現在の日本でのウコンの主な産地は沖縄ですが、その歴史は1500年頃琉球にウコンが伝わった時に遡ります。

現在ウコンの仲間は世界中で50種類ほど認められていますが、そのうち日本産で日本人にもなじみが深いものが、春ウコン(キョウオウ)、秋ウコン(ウコン)、ガジュツ(紫ウコン)の3つです。

沖縄では昔から、ウコンは肝臓の妙薬とされ、弱った肝臓の働きを回復させ、沖縄の暑い夏を乗り切るために用いられてきました。
これは、ウコンに含まれる主要成分の「クルクミン」の働きで、胆汁の分泌を促進したり、解毒作用を発揮することで、肝臓の機能を助けるということです。

また、胆汁の主成分でかる胆汁酸を作り出すにはコレステロールが必要なので、胆汁の分泌が活発になれば、胆汁を体内で新たに作り出すためにコレステロールがより多く消費されることになり、その分だけ体内のコレステロールを減らす効果も期待できます。

この他に、ウコンには抗酸化作用による動脈硬化の予防や、近年ではクルクミンの抗癌作用により、皮膚がん、大腸がん、肺がん、前立腺がんに対する抑制効果が有るといわれています。
また、胃潰瘍の原因とも言われているピロリ菌を除去する効果も報告されています。

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2005年12月14日 15:33